三津浜小学校6年生39名のみなさんが、まちあるき学習のため三津浜にある弊社が所有しているドックの見学をしました。
今回の見学では、講師として今治明徳短期大学の大成先生に解説していただきました。
大成先生によると、このドックは愛媛の近代化産業遺産に認定されており大正時代に建設された石積みドライドックです。こちらのドックは主に船舶の点検と修理などに使用されており、船を入れたあとに海水を抜き船底の海藻や貝などを除去し塗装する場として活躍し、当時は2隻の船を修復することができたそうです。
また、愛媛県内にある現存するドック2箇所の中では一番古いものとなります。戦後、石垣でドックを作らなくなったことから、今現在では珍しいドックとなっているそうです。
生徒のみなさんは、大成先生のお話をメモを片手に真剣な表情で聞き、自分たちの住む地域の歴史に触れていました。
Comments